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文系学生こそITパスポート等の資格を取得すべき5つの理由

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こんにちは!

トップページにもある通り、僕は文系学部から、IT知識皆無でIT会社に就職し、エンジニアや企画・営業をしていました。そして、現場で様々な経験を積ませてもらって、そしてもちろん自分でもしっかり勉強して、2年目にはIPAが実施する情報技術者試験の中でも最も難しいといわれる、ITストラテジストに合格しました。ITストラテジストについては、下記の記事も参考にしてくださいね!

ITストラテジストとやらの試験を受けました

文系出身、実務2年目がITストラテジスト合格のためにやったこと

そんな経験から、文系学生でもITの知識を身に着けることは難しくない、むしろ、ぜひITの知識を身に着けるべき!と、そう考えています。そして、そのためには資格の勉強をすること、がもっとも手っ取り早い方法だと考えています。今回はその理由について説明していきます。

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選択肢が増やせる

僕は実は就活をちゃんとしていないのですが、IT会社に就職する気なんてさらさらなかったですし、興味もなかったです。完全に、ITは情報系の学部の方、100歩譲っても理系の方の土俵だと考えていました。しかし、有難いことに縁があり、ITの会社に就職し、一通りIT関連の知識と、プログラミングの技術を学ぶことができました。恥ずかしながら、そこまで至ってから今後の社会の発展にはITが欠かせないこと、が理解できました。また、ITの知識や技術を生かして、次のキャリアを考えることができるようになりました。

文系学生が学生のうちにITの知識や技術で採用されるようになる」必要はないとは思いますが、ITのことをざっくり理解しているだけで、IT業界を選ぶという選択ができるかもしれませんし、あるいは、ITが各業界や企業にどのような影響を与えるのか、という視点から業界や企業が選べるようになると思います。

やりたいことが形にできる

ITで何かをやりたいとき、プログラミングは必須でしょうか?いえ、必ずしもそうではありません。世の中にはプログラミングなしで実現できることがたくさんありますし、最近では、ノンプログラミングでもシステムの開発ができるkintoneのようなツールも出てきています(実はkintoneでも資格を持っています!笑「kintone認定 アプリデザインスペシャリストに合格したぜ!」)。

例えば、メールが送りたいってときに、Googleのアカウント作って、Gmailでやったらタダですし、何も開発してませんよね?まあ、これはSaaS(Software as a Service)の例ですが、システム間の連携でも、IFTTTのような仕組みを使えば、ノンプログラミングでいろいろできます(以前、TwitterとLINEの連携を紹介しました「ノンプログラミングで特定ユーザーのツイートをLINEに通知!」)

このように、「もしかしたら、これITでできるかも?」「自動化できないかな?」と思うことがまずは大切で、日常生活のレベルであれば、できることがかなりあります。もっと言えば、何がITでできて、何ができないのか、これが分かるようになれば、ITの知識を身に着ける意義はかなり大きいでしょう。

プログラミングはやはりハードルが高い

じゃあ、プログラミングをできるようになったらええんや!それは一面ではそうです。しかし、一筋縄ではいかないこともあります。プログラミングそのものは大して難しくはなく、ぐぐればある程度はできるようにはなります。しかし、下記のような理由でやはりハードルが高いと思います。

環境設定など、個人の端末に依存する部分がある

各言語の文法等はぐぐればすぐにわかりますが、プログラミングをするための環境設定とか、どのインストーラーを落としたらいいのか、プログラミングを始めるまでのハードル、が以外と高いように感じます。僕の周りでもプログラミングを始めるまでのところで躓いてしまって、もう自分はプログラムが向いていない、と思ってしまった友人や後輩がたくさんいました。これは非常にもったいないことです。しかも、ややこしいことに環境設定は個人の端末で行うことですので、ネット上で相談してもネットの向こう側の人は、みなさんの端末の状況を完全に理解するのが難しく、また、初学者だと必要な情報を正確に伝えることも難しいので、なかなか環境設定で問題が起きると解決が難しいです。

もちろん、Progateのようなオンラインで完結するようなやりかたなら自分の端末に環境設定を行う必要はないので、やるならこういったもので取り組むのがいいと思います!!

成果物が出にくい

仮に、環境構築ができた、あるいはWebサービスでプログラムを始めたとしても目に見える(というか、やった感がある)成果、がでるのに少し時間がかかります(まあ、なんでもそうかもしれませんが)。というのも、なんとなく手を動かしてみ始めた頃は、「電卓」とか作り勝ちなんですけど、で?ってなります笑。そこからさらに手を動かそうと思うと、具体的な作りたいもの、が必要になります。ですが、まだ、難易度とか他に便利なサービスが分かっていないので、思いついた作りたいもの、はどうやって作ればよいのか途方に暮れてしまいます。もちろん、こちらもProgate的なやつを使えばある程度は緩和されますが、すべて終わったあとに、で?となる方は少なくないでしょう。

こんな人は頑張れると思う!

とまあ、あんまりポジティブでない話をしたのですが、個人的にはむしろ文系学生でもプログラミングやりたいならやって、自分のスキルにすることが望ましいと思います(論理的思考力とか、プレゼンとかと同じで向いてたら、情報系の学生よりできる人はできます!)。ですので、こんな方なら頑張れると思う!というのも載せておきます。

  • ド根性
  • 教えてくれる人がいる

だと思います。折れないか支えてくれる人がいるか。人の世の心理ですね(誰)

資格は、成果が明確

その点、資格は、当然環境設定など必要なく成果も明確です。とりあえず、なんかわからんけど、ITのことを具体的な目標を決めて取り組もう、とするには最適です。そして、一通りやれば、達成感が湧き、なんなら、ITちょっとわかるかも?感も出ると思います。思い上がりはよくないですが、学び始めはなんといっても、引き続き学び始めるモチベーション、が非常に重要だと思いますので、このくらいでちょうどいいと思います。

しかし、当然ですが、資格はあくまで資格であり、実務に出たらもっと別の角度の知識、あるいは、より深い知識、そして、状況判断をして自分で考える力、が求められます。ですがあくまでも、「文系の人間に対してのとっかかり」としては資格は好ましいと思います。

あとまあ、一番初めにうけるITパスポートとかは、結構本当に簡単なので笑、勉強初めに受けて、自分への励みにするのにとってもいいと思います!

資格勉強の情報が、無料で充実している

これは別の記事「参考書はいらない!無料のITパスポート・基本情報・応用情報対策」にも書いていますが、IPAとかの資格試験の勉強材料はネット上にごろごろ転がっています。何か全く新しいことを始めるときって、よし!本買うぞ!となりがちですが、ITパスポート、基本情報、応用情報、あたりまでなら、全く本を買う必要はなく、ネット上(特に、過去問道場)の情報だけで十分です。ちなみに僕はITストラテジストも無課金ですが、これは現場でそれなりの実務経験と、大学時代に論文を書いて経験が複数回あったので、あまり参考にならないとは思います。

という形で、受験料以外はノーコストで受験/対策ができるわけですから、受けない手はありません。

いかがでしょうか。以上が、僕が文系の学生こそ、ITの資格試験を取るべき、いや、取って欲しいと考えている理由です。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!

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